声優と芸能界と舞台活動

しかし、中には本職声優さながらの名演をする者も存在する。『ルパン三世 ルパンVS複製人間』で敵役マモーの声を演じた西村晃は老人然とした容姿とは一線を画す若々しく張りのある声でマモーを「ルパン史上最高の敵役」との評価を受けることに貢献した。『あしたのジョー』において矢吹丈の声を演じたあおい輝彦と丹下段平の声を演じた藤岡重慶は「彼ら以外には考えられない」と絶賛を受け、テレビ・劇場版の両アニメ及びCM・ゲームに至るまで、実写版映画と舞台を除くほぼ全てのバージョンにおいて不動のキャスティングとなった。また、映画『ストリートファイターII MOVIE』でケン・マスターズの声を演じたタレント羽賀研二(後に、テレビアニメ『ストリートファイターII V』やディズニー作品の『アラジン』にも声をあてた)や、フェイロンの声を演じたプロレスラーの船木誠勝は、「声優業でも通用する」と視聴者を唸らせたことは有名である(もっとも、この両者は声あてが決まった時、相当量の演技練習を積んだとも言われる)。船木は後にOVA作品に主演として声をあてている。最近では『天元突破グレンラガン』にて螺旋王ロージェノムの声を演じた池田成志とアンチ=スパイラルの声を演じた上川隆也、さらには『闘牌伝説アカギ 〜闇に舞い降りた天才〜』のアカギ、『逆境無頼カイジ』のカイジ、『ONE OUTS - ワンナウツ -』の渡久地東亜の声を演じた萩原聖人が高い評価を受けている。女性では『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』において緋村剣心の声を演じた涼風真世と、『R.O.D -READ OR DIE-』及び『R.O.D -THE TV-』において読子・リードマンの声を演じた三浦理恵子が筆頭格と言える。その他の例としては、『009-1』ミレーヌ・ホフマン…釈由美子、『ブレイブ ストーリー』三谷亘…松たか子、『キノの旅』キノ…前田愛 (女優)、『BLOOD THE LAST VAMPIRE』音無小夜…工藤夕貴、『鉄コン筋クリート』シロ…蒼井優、『ストレンヂア 無皇刃譚』名無し(主人公)…長瀬智也などがいる。



テレビの吹替作品第1号はTBSの前身であるKRTテレビが1955年10月9日より放送開始したアメリカのアニメ『スーパーマン』であると言われる。実写では1956年にTBSの前身であるKRTテレビで放送された『カウボーイGメン』と記録されている。これらKRTテレビでの放送はいずれも生放送による吹き替えで、あらかじめ録音したアフレコによる作品第1号は、アニメでは1956年4月8日に日本テレビが、番町スタジオの安井治兵衛に依頼して放送した海外アニメ『テレビ坊やの冒険』。1970年代中頃からのアニメブームと並行して起こったブーム。そのブームに押される形で声優業と並行した音楽活動も盛んになり、神谷明、古谷徹、古川登志夫などのアニメの美男子キャラクターを持ち役とする人気声優によるバンド『スラップスティック』を結成してライブ活動を行った他[30]、多くの声優がレコードを出すなどした。当時万単位のレコードを売り上げる声優として、潘恵子、戸田恵子、神谷明、水島裕、スラップスティックの名が挙げられている[31]。1979年に放送開始した『アニメトピア』などアニメ声優がパーソナリティを務めるラジオ番組なども誕生。ラジオドラマでは声優人気を背景にした『夜のドラマハウス』があり、アマチュア声優コンテストも開催されていた[32]。この時代はアニメ雑誌が創刊され始めた時代であり、『アニメージュ』の創刊編集長である尾形英夫は、声優のアイドル化を編集方針の一つとして打ち出した[33]。『アニメージュ』以外の他のアニメ誌も同様に誌面に声優コーナーを設けて、定期的に声優の情報を発信して、アニメファンからは声優が憧れの職業の一つと見られる一因ともなった。人材の供給・育成面では、声優専門プロダクションが分裂することによって次第に数が増え始め、各プロダクションにより声優養成所が設けられた。これらにより、放送劇団出身者や舞台役者などの俳優活動の一環や余技としての声優業ではなく、最初からアニメ声優を目指した声優が登場し始めた(麻上洋子がその第1号の声優と言われている)。このブームは、およそ1980年代前半までとされる。



アニメの場合は、画面を見ながらタイミングをはかり自分の担当するキャラクターの台詞を言うアフレコと、事前に台詞を吹き込んでおくプレスコの2種類の方法があるが、日本ではアフレコが主流となっており、絵に描かれたキャラクターの演技に声を合わせることが一般的。もっとも、実際の現場では制作スケジュールの逼迫により、作りかけの線画による静止画または完全に絵のない状態で声をあてなければならないことも多い。声をあてることから、アテレコとも言う。出演料はランク制の適用を受ける。特に新作アニメにおいては予算が限られるためランクの高くない若手声優が主に起用されるが、オリジナルビデオアニメ(OVA)などマニア向け作品ではベテランの有名声優の声あてをセールスポイントにする作品もある。洋画・海外ドラマ・映画・ニュース・ドキュメンタリーでの日本語版吹き替えの場合は、画面を見ると同時に耳で聞いた原語の台詞のタイミングとも合わせる。



隊花:鋸草(のこぎりそう)特色:戦い隊長である涅マユリに絶対の権力があるワンマン部隊。十二番隊の傘下には浦原が隊長になって以降に併設された技術開発局があり、隊長はその局長も兼任している。隊花:薊(あざみ)特色:復讐・厳格・独立



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